谷口

妻と女記者の谷口のレビュー・感想・評価

妻と女記者(1950年製作の映画)
4.0
ちょこちょこ動き回る若山セツ子のキュートが炸裂。時折挿入されるクロースアップが効果てきめん。暗雲立ち込める鎌倉駅、嵐迫る銀座のシークェンスは『サンライズ』顔負け。お話もサンライズっぽい。晴れ晴れとした鎌倉駅で伊豆肇夫妻を見送る場面での被写体との距離感が抜群。戦争未亡人たる角梨枝子の凛々しさに説得力がある。非常に満足でした
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