カフェポタリスト

妻と女記者のカフェポタリストのレビュー・感想・評価

妻と女記者(1950年製作の映画)
3.5
新東宝作品。伊豆肇主演、池部良は三枚目の役で、当時は池部良よりも伊豆肇の方が格が上だったのか。角梨枝子、山根寿子、若山セツ子、三人の女優の夫々の特徴が生きている。昭和二十五年の鎌倉駅、周辺の海岸の様子が見れる。
良い作品も沢山ある千葉泰樹監督ですが、成瀬巳喜男ほどの作家性が薄く、会社にうまく使われて、結局、器用貧乏に終わった感あり。