ラーチャえだまめ

サイレンスのラーチャえだまめのレビュー・感想・評価

サイレンス(2016年製作の映画)
5.0
『助けにくるカレシは大体役立たずな件』





どーもどーも、先程までキッチンでゴキブリと生きるか死ぬかの闘いを繰り広げておりましたラーチャえだまめです。いやービックリですよ




“これはなかなかガチめに面白い”





と個人的に太鼓判を押したくなった、とは言ってももう3年も前の映画なのですが…ネトフリーーーックス!!!で配信されている映画(ネトフリ限定?)【サイレンス】をご紹介したいのですが



あのジャック・ニコルソンの“顔芸”でお馴染みS・キング原作「シャイニング」の待ちわびて頭頂部の毛が気になりだした方々が今熱狂しているだろう今年11月に公開される続編「ドクター・スリープ」で監督を務めたマイク・フラナガン監督…とは一体どんな監督なのか、と検索してみたらものの見事にホラー映画ばっか撮ってる監督で(え、人食いトンネルの人かよ!!笑)その中でこの「サイレンス」という映画が気になっていたのです。いやコレフツーに面白いよ!!?昨年シネマ館を騒がせた「◯◯◯したら即死」系の大量発生がもう懐かしいそのDNAが含まれていると言っても過言ではない森進一の息子ではございません“ワンシチュ”こと「ワンシチュエーション系」であり、「音を立てたら即死」というよりもはや「“音が聞こえなくて”即死」という!?耳の聞こえないヒロインに襲いかかる白マスクのユーチューバー!?








“圧倒的な不利感”





これですよ!?さあどうする感!?え、これ絶対勝てないのだろ感っての!?窓をバンバン叩かれようが音を立てて自宅に侵入されようが鋭利なナイフをポンポン手で叩きながら真後ろから近寄ってきようが耳の聞こえないヒロインには“わからない”____。フツーに考えれば確実に“殺られる”ただし「フツーに殺すにはつまらないからいたぶってやろう」というまるでオリの中で逃げ惑うシカを追い詰めるハンターの如く鬼畜精神たっぷりなサイコパスの策略により前半はジリジリと恐怖に怯えながら追い詰められ“圧倒的に不利な状況下”それでもなんとか活路を見出そうとするヒロイン……


この耳が聞こえない=ハンデ、という前半からですよ、そのハンデを“超える”ヒロイン自身が長年培ってきた“スキル”&「耳が聞こえないからこそ出来る反撃の一手」を駆使した後半戦がメチャクチャ熱い!!&終盤はKAT-TUNもギリギリ過ぎて息もつかない「ギリギリでいつも生きていきたいから〜アアアアアアアアアアア!!!!」な“DEAD OR ALIVE”過ぎるハラハラドキドキのクライマックス!!?このハンデを「ハンデとして終わらせない所」がヒジョーに良いのです!!自分自身のチカラだけで屈強に立ち向かうヒロインの姿!!まさに“強い女性”!!いやー面白かった。後で「ジェラルドのゲーム」も見るけどこれは次回作も期待出来そうな予感ですねッ!!
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