「映画天国」のＬＧＢＴ特集にて。映画のテーマは「ゲイのカミングアウト」。家族にカミングアウトしようと思ったら兄が先にカミングアウトして出奔してしまうというオープニングがとにかく衝撃的だったわけですが、兄のカミングアウトが及ぼした波紋から、カミングアウトできずに悩んでしまう弟の姿は実にかわいそう（いつだって損をするのは弟なのだ）。
恋人やゲイ友だちが押しかけてくるところからコメディ展開はすごく楽しいのですが、そこからのストーリー進行がややかったるく重苦しい。祖母とのエピソードもいい話なんですけど、主人公にはもっと突き抜けた行動をして欲しかったなぁ。
主人公の共同経営者役のニコール・グリマウドがすごく素敵（というか好み）でした。
