マツモトタクシー

ウインド・リバーのマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

ウインド・リバー(2017年製作の映画)
4.4
TLで見掛けてフォロワーさんのレビューも以前から気になっていた作品
またよい作品に辿り着けました皆さんのおかげです☺️


ワイオミング州ウィンド・リバー
ウィンド・リバーとはインディアン居留地で多くのインディアンが住んでいる
雪深いこの地で国から野生動物の駆除を請け負っているハンターのコリー

雪山に囲まれた雪原で裸足で死亡しているインディアンの少女ナタリーを発見する
BIA(インディアン部族警察)署長のベンはFBIに捜査を依頼するが派遣されたのは新米捜査官ジェーン1人だった

少女は何故裸足だったのか。。










以下ネタバレ




脚本を多く手掛けているテイラー・シェリダン初監督作品
ミステリー・アクション物

頼りないが正義感あふれるFBI捜査官ジェーンに地元のハンター、コリーが協力していく
コリーは自身の娘を同じ様に雪山で亡くしておりその為にインディアンだった妻とも離婚、傷を抱えていたので協力的だった

辺鄙な土地に追いやられたインディアンの問題もありよそ者には当たりがキツイ土地柄
雪山の閉鎖感も相まって不穏で重い内容だが脚本が素晴らしく骨太で王道な良作☺️

ハンター、コリーの協力的なのも動機がしっかりしているし中盤までの少女の彼氏が犯人かと思いきや彼の死体が見付かりまた謎が深まり後半から一気に解決に向かうがそのアクションシーンがカッコいい❗
コリーが刑事ではなくハンターなので雪山では部類の強さを発揮するのも脚本の妙😃

謎解き→住人達の苦悩する背景→犯人捜し→アクション→処罰とどれも上手いこと機能していてあっという間だった☺️