ウインド・リバーのしめちくのネタバレレビュー・内容・結末

個人的に好きな暗さ、落ち着き具合だった。

事実が元になっているからか、大幅なストーリーの浮き沈みはなく、ただ、起きたこと、起きていることをたんたんと進めて行く感じがとても良い。
コリーの、罪を犯した者に対する容赦ない発砲や移送する気はない(自分の手で殺す、という意味)一貫した姿勢がよかった。正直な話、こういう胸糞を知れば知るほど、死んでも良い(またはそれに値する仕打ちを受ける)人間というのはいるよなと思う。

他の方のレビューでもあったが、アメリカの実情や歴史、ネイティブアメリカンが置かれている立場などを知っていないとなぜ？？と思う部分が多いので、池上彰さんの記事を読むととても理解度が深まって良いのでおすすめ。