あかつか

ウインド・リバーのあかつかのレビュー・感想・評価

ウインド・リバー(2017年製作の映画)
5.0
U-NEXT、月額2189円かー。続けるか迷うなー。新NISAにでも突っ込むべきかなー。でもやっぱり見たいのいっぱいあるんだよなぁ。アマプラやネトフリとはひとあじ違うんだよなぁ。

本題。雪に埋もれた若い娘の遺体。雪に覆われ、隔絶した土地での事件…というか日常。不都合なものは三方向で囲んで雪に埋めてしまえ。

命を奪う者、奪われる者。土地を奪う者、奪われる者。幸せを見つける者、見つけられない者。グチャグチャした関係性の中で、人は歩んでいく。

沖縄と米兵と少女にも共通するように、差別意識が根底にあるんだろう。

主演は『ミッション:インポッシブル』に出てたジェレミー・レナー。m:iではいまいちパッとせずサイモン・ペッグにイイトコ奪われたけど、そのインテリっぽいキャラは好きだった。昔Kー1に出てたアレクセイ・イグナショフに似てる。30年前だったらトミー・リー・ジョーンズがやりそうな。

FBIの新人捜査官にエリザベス・オルセン。『フルハウス』でおなじみのオルセン姉妹の妹…って書くとややこしいのだが、つまり双子の姉妹のさらに下の妹。10年前だったらシャーリーズ・セロンがやりそう。つまり、『告発のとき』っぽい。

映画に出てくるFBIの新人はだいたい女性で、男性に教えを説かれながら事件の真相に迫るというのは『羊たちの沈黙』以来の伝統なんかな。
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