ひろゆき

ウインド・リバーのひろゆきのレビュー・感想・評価

ウインド・リバー(2017年製作の映画)
2.7
銀幕短評 (#129)

「ウインド・リバー」
2017年、アメリカ。 1時間51分、公開中。

総合評価 53点。

米国ワイオミング州の いわゆるアメリカ先住民族居留地ウインド・リバーが舞台のサスペンス。積雪期に起きた野外での変死体事件の謎を解く。(これも)事実に題材をとったものがたり。最近はこの事実うんぬんの枕ことばがやたらと多いな、事実かな。

映画自体は、どうということのない脚本を、思わせぶりに さも恐いように見せながら描いているに過ぎない(と思う。世評は高いが)。いくらカメラと音楽とで取りつくろっても、題材に意外性がなく、結末も西部劇によくある紋切り型であり、全編にわたって盛り上がりを欠く。

主演のジェレミー・レナーの渋い芝居がとても良いところが、大きな買いである。あと銃弾を組み立てるシーンと。
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