アメリカ中西部・ワイオミング州のネイティブアメリカンの保留地ウインド・リバー。その深い雪に閉ざされた山岳地帯でネイティブアメリカンの少女、ナタリーの遺体が見つかる。彼女はなぜか薄着で、足元は裸足のままで、口から血を吐いて亡くなっていた。
ネイティブアメリカンが追いやられた雪深い地で起きた悲しい事件。
これが事実に基づく話だということが、余計に悲しくて無力感に襲われる。
見終えたあと先住民居留地について調べてしまった。
うーむ。「この土地では少女ばかり殺されるのか」このコピーの意味がわかったとき、ゾッとした。
「ブラック・クランズマン」を見たときにも思ったが、これは現代のアメリカの話。それを忘れないようにと思った。
