都会に暮らす人々の午後5時からの11分の間に起こった出来事を描いた作品。
ストーリーは登場人物が多すぎて、とても分かりにくい。全く無関係だった人々の行動が最後に繋がる構成であることはすぐに分かったが、最後に至るまでの人々の行動が訳も分からないまま進み、それでいて特に興味を惹かれる時間が無く、次々と登場人物が交代していくので、感情の行き所に困った。
ラストに全てが集約されるストーリーで、様々な無関係の人たちの行動が繋がってこんな出来事も起こる世界ですよ、ということなんだと思うけど、そこに至るまでかなり時間が長く感じて、ラストに至るまでに疲れてしまった。私には合わなかった。
(私の理解が足りないのかもしれませんが、もう一度観たいとは思いませんので、拙いですが本作のレビューはこれで終わりにします。)