“君も見たのか、あの黒い点を。”
ある日の11分間を多視点で描いた群像劇。時系列が直線でなく平行なのは面白いけど、それぞれのその11分間の会話や行動にはほとんど意味がなく、最後に監督が何が描きたか…
ワルシャワを舞台に5時から5時11分までの時間内に起こる出来事を複数の人間の視点で描くいわゆる群像劇。ラストを観るまでこれがどのような物語でどのように繋がっていくのか分からないのと、時間が前後し、か…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
11分の出来事をそれぞれの視点で展開して
一つの話になる群像劇
という認識で観はじめて
例えばバンテージポイントのような本当にバラバラな関係性の視点かと思えば
割とみんな関係性が濃かったりして
…
関連性の無い複数の群像劇が、結末に向かって徐々に集結し整っていく伏線回収型作品では、“なるほど!そうだったのか!”… と納得出来る点が非常に重要だと思います。残念ながら…その部分が少々弱かったようで…
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