このレビューはネタバレを含みます
真の教育とは何かを、改めて考えさせられた。フランスの貧民街の公立高、学力レベルも低い学級崩壊寸前のクラスを、歴史に向き合わせ自分の頭で考え、自分なりの意見を持つ大切さに気づかせる。今の日本の学生にも、見てもらいたい。
フランスは移民も多いし民族的宗教的な対立も、日本と比較できない程複雑だと思う。
自分の境遇に閉塞感を感じる移民二世三世の若者たちが、彼らを信じる一人の女教師により、異なる種族や宗教感を持つクラスメイトとの関わりを考えて直したり、負の歴史から、何が大切かを学び感じ変化していく様子。
これ実話だったんよね。としみじみ噛み締めながら観た。観てよかった。一番好きなシーンはブローチの所。ゲゲン先生の胸に光るブローチはダイヤよりも輝いてた。
