この映画が落ちこぼれの高校生の成長記録だと理解して観てほしい。
「アウシュビッツ」は高校生が成長するためのツールにすぎず、コンクールという目的のためにクラスメイトと連携をとりながら一人ひとりが自分の立場を確立していく様子は素晴らしかった。
ただ、もう少し高校生のスクールライフに焦点を当ててほしかったな。最後まで全員の顔と名前が一致しなかったので、残念。
とはいえ力強く、素敵な作品です。私が高校生の立場だったら面倒くさがって絶対にコンクールには参加しないんだけど、こういう教育って国内外に関わらず必要なんだろうな。
