実話ってところがやっぱり強い。
いわゆる未成年である少年少女はまだ成長の機会がいくらでもあって、出会うものや人によっていくらでも変われるんだなと思った。
この高校生たちがゲゲン先生に出会えて本当によかったと思う。
ただ、生まれながらに環境に恵まれなかった人は何かに会えなかっただけで底辺を生き続けるか浮上できるか今後の人生が分かれてしまうのかな…とも思った。
アウシュビッツのエピソードもけっこう紹介されていて、そのせいで途中からラストまで涙が止まらず…辛かった。
ただ、生徒たち一人一人の個性や物語が断片的にはあったけど、もう少し欲しかった。名前が覚えられなかったり、入れ違って覚えてた生徒が何人かいた。