片腕ファルコン

ワイルド・ファイト エックスの片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

2.2
地下格闘技系映画なので一応チェックしましたが…まぁ全く無名のC級映画ですしこんなモンでしょうかねぇ~。。

役者は曲者が2人!
主役はあの伝説の実写版『北斗の拳』でケンシロウを見事に演じきったゲイリー・ダニエルズ!!!北斗百裂拳さらながらの打撃を見せてくれます。嘘です、普通の人間です。

もうひとりは初期ロボコップの中の人ピーター・ウェラー!!!鋼鉄ボディでいかなる打撃にも無傷です。嘘です、戦いもしません。プロモーター役です。

ストーリーはゲイリー・ダニエルズは妻子と共に平和に暮らしてたんだけど、弟が地下格闘技で戦ってて八百長を断ったためにボコボコにされ多額の借金を…。実は兄ゲイリー・ダニエルズは元チャンピオンで代わりに地下格闘技の世界に舞い戻る、と。。そんなお話。

内容はありきたりだけどメインの格闘シーンが大事ですからねぇ。。ダメです、全く迫力もないしリアリティもなかったです!!この手の映画には必ず1人くらい有名格闘家が出てくるもんでしょう。知ってる限り有名ファイターは全く出てきてません!この時期はちょうど格闘技が下火だった頃だし安く呼べたと思うんですけどねぇ。。
ゲイリー・ダニエルズも90年代の栄光が抜けないのか、ヴァンダムばりのジャンピング回し蹴りなどお見舞いしちゃう始末。。時代はそこじゃない。。

ロボコップの彼も悪役に徹してますが、何かツメが甘いというか…ツッコミ所を作ってくれてます。。

兄弟モノだからって『ウォリアー』や『ザ・ファイター』のようなアツさや感動は皆無なのでご注意。