2011年3月11日、早朝羽田空港から
数年ぶりにロンドン・パリ一人旅に向かった。
ヒースロー空港に到着してから
日本での大惨事を知り、BBCの情報と
NHKの情報に大きな違いがあり
滞在者たちは大きな不安と恐怖を持っていた。
それらを映し出すようにこの作品は
官邸と政府、情報のやり取りによる
行き違いを露わにし、いまだから言えることだけど
他にやりようがなかったのか、と考えさせられる。
帰国後(英国航空乗務員ボイコットで
香港の空港機内で9時間以上の足止めを食った)
日本国内での情報の少なさに驚いた。
CMではポポポポーンって。
その時はっきりと日本の衰退を感じた。
あるがままを伝えずにどうする
すべてのマスメディアよ。