ブライアン

太陽の蓋のブライアンのレビュー・感想・評価

太陽の蓋(2016年製作の映画)
3.0
この映画を観て一番感じたことは、テレビやネットを通じて、政府の偉い人が発表した事は、全てそのまま信じてはいけないということでした。ドラマの世界ではいくらでもありますが、この映画は事実に基づくフィクションと言ってはいますが現実に10年前に起こった事実で、そのときテレビから流れたニュースの内容に一喜一憂していた自分がいるので、この映画の内容は怖くてしょうがありません。現実的に福島の県民の方々は今でも福島原発の後遺症に関しては解決していない事なので残念です。原発は日本のような自然災害が絶対的に多い国にとってリスクが大きすぎる発電機能てすが、それに関連する企業は最大限のリスク管理を行って欲しいと思います。先日、小泉純一郎さんが講演で言っていたのですが、世界で原子力廃棄物の処理場はフィンランドにしかないそうです。それも自国で四基原発を持っているのだけど、そこで処理出来るのは二基分だけだそうです。そのような状況であるにも関わらず、電力を原発に頼ろうとしている日本を含めた世界に疑問を感じてしまいました。とにかくFukushima 50とこの映画は考えさせられる映画でした。
ブライアン

ブライアン