ひろ

太陽の蓋のひろのネタバレレビュー・内容・結末

太陽の蓋(2016年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

攻めてる。日本人が目を背けてきたことをしっかり書いている。当時私は東京にいたが、今は地方だ。東京も当時は混乱していた。線量が、水に放射能が、ヨウ素が必要だ、食べ物や日用品が買い占められる、などなど。それでも、津波で命を奪われた人の無念に比べれば。比べるものでもないのだろうけど。

避難所に防護服の人が列をなしてきた時は本当にギョッとした。
アメリカ系の勤務先からは、国から日本国外退去を指示されたアメリカやヨーロッパの国々の社員が自国が用意した飛行機で避難していった。でも、日本人は働いていた。そんな日本。
1年11ヶ月しか原発を止められなかった日本。
わたしたちがあけなければいけない「蓋」はまだある。

内容が内容なので評価はしたくありません。
ひろ

ひろ