コザカナカルシウム

田園に死すのコザカナカルシウムのレビュー・感想・評価

田園に死す(1974年製作の映画)
3.8
30年前に観たときはゲテモノのイメージだったがシナリオ的にもちゃんとしている映画だと再評価した。

息子にとって母殺しはできないっていうオチ。青森の食卓場面から突如張りぼてが倒れて大都会東京のリアルになるクライマックスが秀逸だった。

時計や雛人形のメタファなど、寺山修司はさすが詩人だと思った。