シュルレアリスムを感じさせる、絵のような画面。カメラワークと演出かなりこだわってるなーと感じた。川からひな壇が流れてくるシーンもインパクトあったが、エンドで食卓囲むシーンも親近感があり、まるで一体化…
>>続きを読む度肝。
異様な画面、うわんうわん響く音が不安感を煽るが、最後には不安と安心と混乱、現在と過去、条理と不条理何もかもが混ぜこぜになったエンドロールで美しく着地する。
ひな壇のシーンには完全にやられた…
けど俺は母ちゃんを愛しているよ
だからやらなくちゃいけないのだ
私は母親のことが大好きで大嫌いだから、このシーンと最後のシーンで泣きそうになった
色合いは派手だしキャラクターはコメディチックなの…
観る人を選ぶ映画だと思う。
ビジュアルや音楽といった、このあまりにも天井桟敷なアングラな世界観を受け入れられるかどうか。
私は最初、ちょっと面食らったし、J・A・シーザーの音楽は終始うるさいと感じて…
ただの前衛的な映像の羅列かと思いきやテーマは分かりやすかった。
自分は大人になりきれなかったと感じている主人公≒寺山修司は少年時代に戻って一個の大人としての自我を確立するイニシエーション(=母親殺…
憧れの恐山がモデルと聞いて観ました。
荘厳な恐山をめいっぱい堪能し大満足です。
映像はさることながら衣装、舞台装置が大変粋で気に入りました。
ストーリーはめっちゃ普通です。よくある思春期の葛藤といっ…
最初の数分、少年の思春期の記憶を不気味な極彩色フィルターかけた映像みてるうちは、正直だんだん飽きてきてたんだけど、映画画面が出てきて、なるほど!安心した〜
そこからは、記憶の修正とか、トラウマとの対…
もっとめちゃくちゃ難解なのかと思ったらそうでもなかった。
寺山修司の頭の中こんなことになってるんだーって覗き見してる感じ。
寺山修司昔から興味あったんだけど、結局今まで本も読んだことなくて、今回映…
寺山修司の母親殺しの物語。
過去がトラウマだったせいで、脚色した過去を映画として昇華させている私。
過去は記憶であり、想像であり、それなら作れるのではないか?いや、脚色した過去を生きた私は、私では…