このレビューはネタバレを含みます
「母親を物語の中でさえ、殺せなかった』という部分を物語にできることが才能なのかもしれないなーと思うなど。
雛壇が川を流れてくるシーンとか、そもそもの白塗りとか、わけわかんないんだけど食らうものがあ…
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めちゃくちゃいい意味でうっ。となるセリフが多かった。
過去の自分が白塗りなのは厚化粧しているからだ。厚化粧して本当の自分を隠しているからだ。
厚化粧をとったところで、向き合ったところで、今の自分…
こういう前衛崩れみたいな、エログロナンセンスの世界、あんまり得意じゃないんです。溝口正史、夢野久作、丸尾末広、ガロ系に括れる全てが。
確かにガジェットというか美術や謎の演出なんかはそういう世界なん…
・創作で過去の改変
・過去を虚構に作り変えることが出来ぬなら作家とは言えない
・逆光会話喫煙シーン
・祖母殺しのパラドックス
・皆が時計を持っていたら誰のを信用すれば良いのか分からない。
・昔の自分…
あまりに前衛的すぎる。話の筋が全く見えないし、映像がカオスすぎる。不気味ではあるがどこか美しいとも感じる。雰囲気的には『8 1/2』っぽかったな。20年前の主人公と現在の主人公が将棋をさすシーンが好…
>>続きを読む凄い映画であるということは間違いないと自分も思いますが、個人的にはもっと高いハードルで期待していた分、そこまでかなという印象を受けてしまいました(勿論、面白くないということではないです)。多分それも…
>>続きを読む寺山修司の頭の中にある故郷出自母親性愛などのイメージを映像化するとこうなるのか。ATG的とも前衛演劇的ともいえる映像の連鎖を面白いと感じられるかどうか。例えば山間の川から雛壇に飾られた雛人形が流れて…
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