2023年 鑑賞 23-20-02
BS松竹東急 新春ミッドナイトシネマ にて
「ほとりの朔子」「よこがお」「本気のしるし 劇場版」等の深田晃司監督・脚本による、町工場を営む利雄(古舘寛治さん)は平…
際際の淵に立ち過ぎて中途半端と曲解してしまう映画。
本作のラストが開かれた結末で、その放り投げ方が中途半端に感じた。
なんだろう🤔監督の作品はラストいつもなんとも言いえない気持ちになるんだよね〜…
家族を裁きに来たかのような浅野忠信さん、無機質な感じがこわい、天使か悪魔か全てを超越したものか、娘の蛍を本当に傷つけたのかどうかは分からない。人の良さそうな仲野太賀君ですら本当のところは分からない。…
>>続きを読むぼんやりと始まって、ちょっとずつどんな家族か、工場で働く労働者の犯罪、母親との出来事、父親の過去が明らかになってくるから、目が離せない映画だった。犯罪者の息子、父親、母親、みんな罪悪感を抱いて、最後…
>>続きを読む8年前と後で、食卓、服装、メイクなどの変容が見事に表現されていて、こういう美術や演出は見ているだけで引き込まれる。
特に筒井真理子の8年前は引き込まれるような色気がムンムンに出ていたが、8年後はダー…
まるで韓国映画のような乾いた空気感と鬱々とした展開。
前半のある事件のあとに再登場する“あの子”を目撃した瞬間、いろいろと覚悟を決めなければならなかった。
「えらいもん見てしまった」「こういう映画だ…
前半は、傑作の雰囲気満載でかなり期待していました。
後半の重大要素が娘の件なのが、傑作になり得なかった最大の要因のような気がします。
あの要素を選択したのならば、何故そうなったのかもう一度登場すべし…
(C)2016映画「淵に立つ」製作委員会/COMME DES CINEMAS