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淵に立つのぉゅのレビュー・感想・評価

淵に立つ(2016年製作の映画)
3.8
2023年 鑑賞 23-20-02
BS松竹東急 新春ミッドナイトシネマ にて
「ほとりの朔子」「よこがお」「本気のしるし 劇場版」等の深田晃司監督・脚本による、町工場を営む利雄(古舘寛治さん)は平凡で穏やかな暮らしを送っていたごく普通の家庭であったが、利雄の古い友人であり前科者の八坂(浅野忠信さん)の出現を機に一家の崩壊に向かっていく日仏合作サスペンス作品。第69回カンヌ国際映画祭にて、「ある視点」部門の審査員賞を受賞したことも有名。

ー あいつはみんなの心の中の淵に立っている ー
タイトルの出し方が好み!、いただきますが... カトリック?、母を食う子蜘蛛たちと母蜘蛛は無抵抗、現れた八坂、癖になっている敬語「やめろよ 敬語」、「聞くな!検察かよ」、八坂からの頼み...

今日から利雄の工場を手伝うことになった八坂、3週間限定、あの子蜘蛛たちは地獄に行く?、真っ暗じゃ眠れない、食べる時の音と早食、ローラーシューズ、利雄の娘蛍(篠川桃音さん)はオルガン教室をズル休み、蛍曰くオルガンが嫌ぇじゃなく先生が嫌いと八坂オルガン上手い!、利雄の妻章江(筒井真理子さん)はプロテスタントで蛍も、だが利雄は... 、信仰は猫型と猿型に分かれる、猿は子が自分から親(信仰する神)に抱きつく、猫は親(信仰する神)が子の首を咥えて運んでくれる、腐れ縁、1年振りのタバコ「美味いなぁ」、何十分振りだが吸いたくなった、八坂の罪の告白... 人を殺めてしまった... 、裁判時の八坂母のとった行動と真意とは?、章江の涙と利雄への不信感、遺族への手紙、写経、川遊びの約束

“お前本当にちっせぇ野郎だな! そんなに俺が怖ぇかよ オメェの事は話さないよ!”
釣りと落ちた帽子、あの事は言ってない?、八坂の豹変!言葉遣いも乱暴に... 、あの時一緒にいた?八坂がクソみたいな所でクソみたいなヤツら相手してる間に利雄は... ●つくって●●●●して... 何故この生活は八坂じゃなくて利雄なんだ?、4人寝っ転がる所はジャケットの?、八坂と章江、カラスの真似と八坂と章江のキス...

発表会の衣装と少しの沈黙とやっぱりこうなるよねな展開、ただ八坂が歩いている それだけでどこかゾクッとする... 、ある行動から倒れた八坂... いつ爆発するのか?という恐怖... 、蛍がいない... 「探してくる」... 倒れている蛍と側に立つ八坂と取り乱す利雄と章江、消えた八坂を探し回る利雄...

新入り?、報告?、手を洗った章江と新入りの孝司(仲野太賀[当時:太賀]さん)と白い石鹸、前任者の設楽(三浦貴大さん)、蛍は生きている?、車椅子の8年後の蛍(真広佳奈さん)、興信所で八坂を探している?、孝司の告白「(八坂は僕の)父です」、会った事はないので思入れもないが 父からの手紙でこの工場を知った、「誰にも言うなっ!」

自殺?、川の光が... 、あの写真... 、利雄からの孝司へのビンタ... 、孝司が絵を描く理由、孝司の過去、母の話と父の過去と蛍の異変... 蛍は本能的にわかってる?、章江にバレた孝司のあの過去と八坂が捕まってもベタ惚れだった孝司母の話と章江のヒステリックと蛍の孝司への拒絶反応?、干している白いシーツと章江の幻覚?、ここのシーン怖っ! だから章江はあの幻覚を見ると手を洗う?、章江は白恐怖症!だから石●は... 、孝司の失踪?と章江の言葉... 、利雄のある告白とある考え... 、章江の自分への連続ビンタ「近づくなっ」、離婚?と八坂と背格好がよく似た男性が見つかり...

あの音楽、背格好や服装、少女にピアノを教えている... もうそれだけ思い込んでしまう... あとなんといっても邦画は特になんだけど川と橋のセットがよく事件等トラウマシーンに登場していて、私も綺麗なんだけどどこか恐怖を感じてしまう... 川や井戸など水に関係するものに恐れを感じる遺伝子があるのかもしれない... と考えた作品だったなぁ... 、タイトルの淵ってどのなのか?って考えた、最初は罪?とか狂気?とか生と死?とか地獄?とか思っていたが、個人的にラストで思ったのがあの橋が淵なんじゃないかな?なんて...

余談:EDロールのオルガンの音が...

「気安く言うなよ 死ぬ気もないくせに」

1990
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