金属加工業を営む家族の中に前科者のある男が入り込む。父親とその男との過去が引き起こしたのか、人間の善悪の二面性が引き起こしたのか、ある日突然事件が起こる。人間のもつ狂気や無関心、無意識が絡まり合い精…
>>続きを読む感情を煽るような演出は排除されていて終始淡々と物語が進んでいくが観終わった時の余韻が凄い。 浅野忠信も古舘寛治も筒井真理子も太賀も出ている役者の演技が良すぎた。 特に蛍が八坂に襲われた8年後の章江の…
>>続きを読む題名だけの情報で観ました。どういった展開になるのだろうと思いながら、町工場を営んでいる家族の生活から、オカルトにもなりそうな気配も醸し出している。人間の表と裏の演出が上手い。悪いことしたら、自分に返…
>>続きを読む段違いの面白さを見せつけられた。
深田晃司監督作品は「よこがお」から入った自分だが本当に脚本、演出、画面の構成から何から何まで美しく無駄を感じさせない。
オープニングのメトロノームからタイトルが入…
間の取り方やラストシーン、色や音楽に意味をもたせた使い方など、フランス映画に感化されたような雰囲気の作品。
観終わった後つづく映画の残す余韻が長い。
昔の友人(謎めいた男)が急に現れ、主人公は彼を…
とても重い作品。そして恐らく自分の中では今年一番といえるほど心に刺さった作品。
高校時代同級生だった鈴岡と八坂。鈴岡は結婚しており、自らが経営する印刷所で妻の章江、娘の蛍とともに暮らす。突然姿を現す…
(C)2016映画「淵に立つ」製作委員会/COMME DES CINEMAS