デイジーベル

ピンク・フラミンゴのデイジーベルのレビュー・感想・評価

ピンク・フラミンゴ(1972年製作の映画)
4.0
ノーカット完全版にて再観

これ程、社会に何か訴えかけている作品は少ない。
社会に抑圧された人間の溢れ出るパワー!!!(お下劣)

ただのファッション映画と思って観ると痛い目に合うぜ!
ジョンウォーターズの最高傑作。
今後、同じような映画は生まれない、唯一無二の作品。

ここまで最低(人によっては最高?)の映画が、アート(芸術)の域に達している。
その事は、ニューヨーク近代美術館がこの作品を選定した事や、アンディウォーホルが「私が映画を作る意味が無くなった。」と言わしめた事でも明らかだ。