70年代後半からのイスラム化などをきっかけに伝統音楽の衰退が著しかったパキスタン。
その再生のためにパキスタンの実業家が設立した音楽スタジオに集う往年の音楽家たちが、youtubeで投稿した動画をきっかけに、ニューヨークのジャズバンドとセッションをする、というドキュメンタリー。
ニューヨークのタイムズスクエアで路上ライブをするアーティストに対する、パキスタンの音楽家たちの眼差しが優しかった。音楽を楽しむことができるのは、自由や平和が大前提なんだな、という当たり前のことを痛感。
あるとき訪れた都内のパキスタン料理屋の店長曰く「彼らはパキスタンで活躍してます。」とのことで、なんだか
嬉しくなりました。