型破りなギャバンと小心者のブールヴィルのコンビ、増殖するパルム・ドックな犬たちとの攻防が楽しい。コミカルとシリアスの綱引きに完全な決着をつけるトラックアウトもグッとくる。意外なことに反ナチ路線へはま…
>>続きを読む青山シアターにて滑り込み鑑賞。面白かった。
いかにもフランスといった上品さがある。ノワールかと思うほどのバキバキの陰影がカッコいい。
ワンコが増えてきて状況がドタバタしだすのも、上品な面白さで大変…
ジャン・ギャバンが下品。しかし街灯の下を走り抜けることによって点描のように美しく映り込むいぬたちや、ずっと持っていなければならなかった鞄でラストは顔を隠しているブールヴィルなど、上品なところも散見す…
>>続きを読む初オータン=ララ。
巧い。オータン=ララ巧い。素晴らしい!
豚を潰すシーン、オータン=ララとオルミとで、こんなに違いが出るとは…
あそこはオルミのネオレアリズモの方がはるかに好みです。
あとはも…
ギャバンの破天荒なキャラクターが最高!
肉屋に賃金の値上げを要求するシーン、バーでひたすら店主を罵倒するシーンなんてたまらん暴れぶり。
ひょこひょこついてくる犬(どんどん増えていく)、娼婦がババアだ…
ジャン・ギャバンの機転を効かせつつぶっ飛びまくったキャラが素晴らしい。この野蛮な叫び声。警官を気絶させ逃げる場面でも後ろから全速力で犬たちが追いかけて来たりとユーモラス。ラストに絶望的な後退撮影が入…
>>続きを読むナチス占領下、灯火管制で真っ暗なパリ、暗い夜道をトコトコ進むおっさんが二人(とついて来ちゃうワンちゃんがおよそ3匹…かわゆい)、手には重そうな鞄、中身は人には言えない「やべぇブツ」、と言うほどでも無…
>>続きを読むクロード・オータン=ララ、ぱっとみ新種のオラウータンみたいな名前してるこの監督ですが、マルセル・カルネ ジャン・ルノワール ジャック・フェデー ジュリアン・デュヴィヴィエらに代表される30年代…
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