今月は「ユリア100式」から始まってダッチワイフ映画を多めに鑑賞。
あまり数稼げないまま月末になってしまったので、オチとしてこの作品を手に取る。
人の心を持ったダッチワイフの話と逆に、人が性の相手の人形に成り下がる話なのかな。
原題は「Hope lost」であり、テーマも希望を与えて取り上げる感じ。
主人公が、映画監督に騙されて娼婦として売られる話。
SEXドールというのが娼婦の事なんだろう。
奥が深いんだか浅いんだか、伏線が活きているんだか死んでいるんだか。
積極的に脱出を図るでもなく、開き直って娼婦に染まるでもなく。
物語も面白いのかそうでもないのか・・・。
や、そういう時は「面白くない」でいいとも思うが。
・・・こんなタイトルという事もあり、物語が飾りになるぐらいセクシー表現が豊富かというと、尻カットがちょろっととおっぱいもちらっとぐらいしかない。
なんだかな・・・。
テーマの「希望を与えて取り上げる」という部分のみに注目して素直な心で感情移入できればハラハラもできたのかもしれない。
物語で盛り上げられなかったなら、せめてエロが豊富だったら、エロ目的の映画だったんだ・・・と納得もできたところだったんだけどね。