チョコレート・ストロベリー・バニラ(原題)を配信している動画配信サービス

『チョコレート・ストロベリー・バニラ(原題)』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

チョコレート・ストロベリー・バニラ(原題)
動画配信は2024年5月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

チョコレート・ストロベリー・バニラ(原題)が配信されているサービス一覧

『チョコレート・ストロベリー・バニラ(原題)』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

チョコレート・ストロベリー・バニラ(原題)が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
クランクイン!ビデオ
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
スターチャンネルEX
みるアジア
WOWOWオンデマンド

『チョコレート・ストロベリー・バニラ(原題)』に投稿された感想・評価

izu

izuの感想・評価

4.1
哀愁漂うアイスクリーム

移動式アイスクリーム屋で生計を立てている主人公ウォーレン。
彼には家族や親友と呼べるような存在はいなく、愛猫はトラックで轢いてしまい1人孤独な日々を送る。
そんなウォーレンの唯一の楽しみは、とあるドラマの女優、ケイティ・ジョージに想いを馳せる事。
楽しい妄想をしたりオナったり。いつかこんな女性と親しくなれたら...。
するとある日、なんとあのケイティがアイスクリームを買いに来た!嬉しすぎてビデオ日記まで撮り始めるウォーレン。
あのケイティと夕食の約束まで取り付ける事ができたのだが...

リアルな話でガチフレンドが1人しかいない私にはウォーレンの孤独が解る。めちゃくちゃ解る....!!
あのラストは中々の衝撃だったしほんとウォーレンへの感情移入がやばし...

グロもエロもほぼ無いしそこそこの会話量でBlurayだったのに字幕が無いのがちょっと残念だったけどこれは面白かった。
序盤から中盤まで、ウォーレンの孤独さや哀愁漂う雰囲気がたまらない。
言ってしまえば終盤まであまり何も起こらないんだけど、これはウォーレンをたっぷり見せてからこそのあのラストだから良かったなぁと。

にゃんさん轢き殺しちゃってもう居ないのに変わらず餌を皿に注ぎ続けてる所がなんともいえぬ哀しさがあってとてもとても好き。
あと途中で何回もウォーレンに突っかかってきた麻薬の売人のアイツ、私がぬち殺してやりたい。

自分も家族が逝ったらこんな感じで孤独な人間になってしまうのかと考えたら恐怖が止まらない。
中々余韻のある面白い映画でした。
フォローワさんからのオヌヌメで元からジャケは知ってたんだけどオヌヌメされて内容調べたら好きそうで買って観たらめちゃくちゃ好きだった...ありがとうございます..

おじさんのノーモザフルチーンが出るような映画で凄く悲しい気持ちになったのは後にも先にも無いでしょう。。
あぁ~ウォーレン~~~!

視聴 2023年5月10日
オーストラリアのカルト映画。ブラック・コメディーに分類できるけど、ちょっと社会派でもありグロ注意でもあります。安定のりょーこさん案件でした😹

ウォーレン・トンプソンは寂れた広場でアイスクリームの屋台で生計を立てています。ちょっと知的障害気味で、元いじめられっ子で、足を引いて歩いている。すごい人生じゃないけど、アイスクリームの屋台があるし、テレビが観れれば幸せ。特に昼ドラ『ラウンド・ザ・ブロック』は女優のステイシーでシコシコできるくらい大好き😍。でも、商売している裏路地で麻薬の売人のチンピラがしょうばいをはじめて、ウォーレンをイビリはじめる。ストレスからかだんだん現実と空想の境がなくなっていき……という話です。

頭が弱いおっさんがキモいんだけど、愛らしい。キモカワイイ。普段の生活でささやかだけれど、大事だったものがどんどん消えていく。最初は猫。次に行きつけの店の店員の女性。日常の些細なことでガス抜きされていたはず。さらにチンピラがストレスを加速させる。はけ口は昼ドラ『ラウンド・ザ・ブロック』しかなくなっていく。そこに全てが集約された結果……まあ、そうなりますわな。

たぶん、何かメッセージ性みたいなものもあるんだろうけど、それはよくわからなかったです。みんなが選ぶアイスはチョコレートか、ストロベリーかバニラなんだ。みんなそれが好きなんだ。好きなアイスを食べれば幸せなんだよ。ウォーレンにとっての好きなアイスクリームは、たぶんあの女性の店員さんだったんだよなあ。
あーぁ

あーぁの感想・評価

4.3
トッピングは悲愴感。

こんなにも哀愁漂うアイスクリーム屋のおじさんがかつていただろうか…

子供はおらず友達もいない。
毎日テレビの中の女優を観ては想いを馳せ、オナるおっちゃんのブラックユーモアたっぷりグロあり涙ありの哀愁スリラー。

最近オーストラリアやニュージーランドから才能溢れる若手監督がドンドン出て来てまして、ホラー映画の最も熱いスポットといっても過言じゃないですな。

そんな島国オーストラリアからまたまた才能溢れる映画がやって来た!
ホラーというよりかなりスリラーに近いですがコレはちょっと凄いです。
フルチンに涙した映画は後にも先にもおそらくコレだけですて( ゚Д゚)


あらすじ⤵︎

孤独なアイスクリームトラックのドライバー、ウォーレンは肢体不自由のハンデを抱えながら毎日アイスクリーム屋を切り盛りする寡黙で親切な優しいおっちゃん。

彼のアイスクリーム店にはちびっ子だけじゃなく、麻薬中毒者やギャング、売春婦もアイスクリームを求めてやって来る。
うむ、場所悪すぎるだろーよ(´-ω-`)

そんなウォーレンは当然彼女はおらず、唯一の家族だった愛猫もアイスクリームトラックで轢いてしまい御臨終。
仕事中には街のチンピラどもに因縁つけられ、理不尽に毎日コテンパンにタコ殴られる。

そんなウォーレンの唯一の楽しみはテレビの中の女優であるケイトを観ては想い馳せること。

いつかこんな女性と付き合えたら…
彼の想いは日に日に増すばかり。
毎日テレビの中の想い人を観てはオナりまくる日々。

そんなウォーレンはビデオダイアリーを撮り始め、熱心に毎日の想いを記録し、孤独な現実から妄想の世界へと現実逃避。

そんなささやかな彼の日々は脆くも終わりを告げる…

社会的な不条理。
そして彼が信じていたものからの裏切りと失望。

ウォーレンがギリギリで保っていた精神が崩れた時、彼の中で何かが爆発する!


もぅこんな悲愴感たっぷりなおっちゃんの生き様だけで泣けてくるがな( ;∀;)

ジャケはいかにもグロっぽい感じですがラストまではコレといったツイストがある訳じゃなく、おっちゃんの悲愴感っぷりが淡々と静かに語られ、わりとヒューマンドラマっぽく観れるというね。

そんな孤独なアイスクリーム屋のおっちゃんのナヨナヨ精神がまるでアイスクリームのようにドロドロ溶けてしまい、狂気に満ちた怒りがとうとうプッツンしちまう。


んで何が凄いってラスト10分の展開が神過ぎる!
ここ最近観た映画では一番衝撃を受けたかもですよ!
久しぶりにスタンディングオベーション級でしたわぁ。

某つぶやきアプリでこの映画の事喋りまくってたら脚本を担当してらっしゃるアディソン・ヒース監督さんから同じ製作陣、キャストで東京を舞台にした映画を撮っていると情報を頂きました。

タイトルは『モンドヤクザ』!
アウトレイジ感漂う題に次作も非常に楽しみ♪


まったく日本にこの映画の情報が無いもんで完全にジャケのオヤジに一目惚れして買っちまいましたが、いやぁコレだからジャケ買いはやめられねぇ(・∀・)

果たして孤独なおっちゃんに明るい未来は来るのか!
うむ、人生はアイスクリームのように甘くない( ;∀;)コレな!