Ark

ロスト・バケーションのArkのネタバレレビュー・内容・結末

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

いわゆるワンシチュエーション映画ってやつ。
この映画は一文で説明できる。
1人海に残りサーフィンを続けた結果サメに襲われ海に取り残されることになって怪我するも、逃げまくってどうにか生還するだけの映画。
「普通に助かったらおもしろくないよな。かと言って死んでもおもしろくないよな。じゃあどう終わるんだろ?」って思ってたら普通に助かった。ちょっと普通すぎる。

1番気になるのがサメの死に方。雑すぎる。興奮状態のサメが串刺しになったくらいで即死し、一瞬でビクともしなくなるのは不自然。そこのリアル感なかったのがモヤモヤポイント。MEGのように爆弾で木っ端微塵レベルなら何の疑問もない。本作も奇跡的に通った大型船舶に思いっきり轢かれでもしたほうが説得力があったと思う。実際に船に轢かれて命を落とす鯨類は少なくないし。まぁ、女性が1人海の中に取り残されて、辺りには何もなく人も船も通らない状態で1人で人喰いサメを手っ取り早く仕留めるにはああするしかなかったのかもしれないけども、クライマックスの追い込みは無理があるように感じた。
それと、なぜか都合よく傷の応急処置に丁度いい形のネックレスを何本も付けてる。ちょっと出来すぎてる気がしなくもない。なかったらどうしてたのか?

途中のパニックを楽しむ映画なんだろうな。リアリティに欠けるからB級感がマシマシになっている残念な映画。
そこそこ名の知れた女優さんを主演に使っているようなので、無駄遣い感が否めない…っていったら失礼ですかね…笑

(やや書き直し済み)
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