かじドゥンドゥン

ロスト・バケーションのかじドゥンドゥンのレビュー・感想・評価

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)
2.5
病気の母を亡くし、医療の無力に失望した医学部生ナンシーは、大学中退を考えながら、母の思い出の地、メキシコの隠れた波乗りスポットへひとりで傷心旅行。巨大な波を華麗に乗りこなすナンシーだが、沖でその日最後の波を待っているときに、いるはずのないサメに襲われ、窮地に追い込まれる。

知恵と忍耐と勇気でサメと格闘し、最後は追ってくるサメをギリギリでかわしてそのまま鋭利なサンゴに食い付かせて即死させるという神技。さすがにこれはありえんだろう。

前半の波乗りシーンの撮影にかなり力を入れていて、プロモーションビデオのようだったが、映画としてはいささか陳腐か。