トトCINEMAライフ

ロスト・バケーションのトトCINEMAライフのレビュー・感想・評価

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)
3.0
数年前の現実の話だ…深夜に自宅の近所で追突事故が起きた、飲酒運転の車が前の軽自動車に追突してを横転させた!
その大きな物音に自分や近所の人々が出てきて救急車が来る前に、横転してる車から若者2人を救助した、しかし、下に居た若者は必死に引っ張り上げる自分らに最初に発した言葉が「僕のスマホは?」

引き上げた後も、スマホも回収したけど朦朧としてたとは言え、お礼の言葉一つも無かったというね…さすがに現場で誰も彼を責めなかったが正直呆れたね、命や体調よりスマホのありかの事を心配してたのだから、この世の闇は深いと思った…

なぜ、この事を先に書いたかというと、あるワンシーンでそういう演出がなされてるから…命とカメラとどっちが大事って事?芝居じゃないなら絶対やらないって💧


まさに映像がイイでしよっていう、ごまかしB級映画で笑えない、美女にはごまかされないぞ、コノ野郎!!(笑)

これを突き詰めて上質な映画にしてるのが、設定はまるで違うけど「172時間」中堅で演技派のジェームズ・フランコがほぼ一人芝居で熱演している

派でさは本作にあるのは間違いないけど、BSテレ東が評論家を招いて興味を煽ったB級作品に変わりはない

プレイク・ライブラリーという女優の頑張りは認めるが、そういう撮影の過酷さや裏話は上映後に語られなけりゃそれはウソ…ただの商業ベースでしかない、残念

ただし、オリジナリティは認める