舞台はインド。 随分前に岩手県にあるお寺に瀬戸内寂聴さんの法話を聞きに行った時に、ガンジス川が持つ不思議なパワーの話をされていたのを思い出しながら観た。
ガンジス川で身を清める巡礼者と聖者アンマとの抱擁が非日常な旅と相まって、葛藤と苦しみながらも心が解き放たれるというか、インドだけに とってもスピリチュアル。 映画音楽を手掛けるフランスの著名な音楽家とフランス大使夫人。 お互いにパートナーがいる身で、地位も名誉もある男女が惹かれ合う。 大人な2人のウィットに富んだセリフと色彩豊かで異国情緒溢れるインドの風景、音楽、いかにもフランス映画っぽい。
監督は ♬ダバダバダ ダバダバダ♬ 「男と女」のクロード・ルルーシュ。 美男美女と美しいインドの風景は、映画という非日常な世界と通じて素敵だったけど、最後が「Age 35」みたいでシャ乱Qが聴こえて来そうだった。 原題のままが良かったような…
