片腕ファルコン

ブラー ニュー・ワールド・タワーズの片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

3.4
オアシスVSブラーでは完全にブラー派の私です。もっと言えばゴリラズのファンですが。

そんなブラーの歴史を追うドキュメンタリーかと思いきや…全然違くて昨年発表された16年ぶりのアルバム『ザ・マジック・ウィップ』のレコーディングとその前後のライブを追ったピンポイント映画。アルバムのPR映画とも言えなくもないですが、4人のメンバーのそれぞれのキャラクターや関係性も見えてきて面白かったです!

ボーカルのデーモンの声が普段あんなに低音ボイスだとは思いませんでした。それまでは彼が中心となってメンバーを引っ張ってきたんですが、控えめなキャラのグレアムが今回初めて前に出てきたという流れが素敵。

そもそも今回のアルバムは、5日間滞在してた香港(東京公演が中止なったため...)で20曲仕上げたというのだから驚きですよ!!その録りっぱなしになってた音源をまとめたのがグレアムという流れ。

実は新作はしっかり聴いてませんでしたが…やっぱりだいぶ落ち着きましたよねぇ。。

もちろんカッコよかったですが「Girls&Boys」や「Song2」がかかった時の方が数倍テンション上がってしまって申し訳ございません!!

にしてもやっぱりイギリス人、いくつになってもオシャレですねぇ~。フレッドペリーのポロシャツにMA-1、、、秋になったら絶対マネしてやるんだ。。

ちなみに今度オアシスのドキュメンタリーもやるだと!? まだ対抗する気ですか…!!
(今作でオアシスの曲を引き語りするシーンありました...)