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ブラー ニュー・ワールド・タワーズのKAZUのレビュー・感想・評価

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〜大英帝国🇬🇧(ブリティッシュ)カルチャーを巡る旅路 Road to キングスマン2〜③

『Blur New World Towers』
英国文化といえば、ロック・ポップカルチャー。ビートルズにストーンズと誰しもが少なからず触れていますよね。中学の頃からいわゆるUKかぶれていたので、レコードもファッションも(サッカーも)影響受けまくりでした。大英帝国万歳🇬🇧をそのロック産業を利用して声だかに叫んだ労働党率いるブレア首相。その時代のキーマンがブラーなわけです。ユニオンジャックをなびかせてブリタニアを叫ぶ姿は80年代のフーリガンそのものですが、90年代は一変して、老いも若きもナショナリズムがオープンな時代でした。自分も20年前に一度行ったことがあります。バージンレコードがまだあった時代で、生き残りのパンクスが前にたむろしていました。懐かしい。

世代的にイギリス代表といえば、やはりブラーなのです。

今作は長期間活動を休止していたブラーのハイドパーク復活ライブまでを描いています。日本公演が中止となり、空いたスケジュールで生み出されたオリジナルメンバーでのニューアルバムは、ツアー先の香港の街並みや文化に色濃く影響をうけ、その後のハイドパークでのライブでも披露されています。メンバーのインタビューに香港公演とハイドパークでのライブ映像を挟みながら進んでいく構成なので、ドキュメンタリーでも飽きずに見れます。

ファンならずともバンドが好きな方、現在進行形のバンドマンなど、世代も問わず楽しめますよ。しかし、歳を重ねてもイケメンだよなぁ。


〜英国🇬🇧カルチャーを巡る旅路 Road to キングスマン2〜

☑︎キングスマン/4.1
☑︎007 ドクターノオ/3.5
☑︎Blur New World Towers
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◻︎キングスマン2
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