Hailey

空と風と星の詩人 尹東柱(ユンドンジュ)の生涯のHaileyのレビュー・感想・評価

3.5
もちろん映画として韓国側から見るメッセージが含まれるのは必然だけれど、それをふまえても、大東亜共栄圏、創氏改名等々、支配という人間の欲望と汚さ、抑圧に吐き気がした。

ぽつぽつと呟かれる詩が素晴らしく、韓国語で理解できたらもっと素晴らしいだろうと思った。

言葉の力が奪われない世界に生きたい。

カン・ハヌルとパク・ジョンミンはどちらもいつも体当たりの全力演技なので信頼しかない。

『박열(金子文子と朴烈)』でも思ったけど、チェ・ヒソの日本語が本当にうまい。

哀しい余韻の残る作品。
Hailey

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