菩薩

ライオンズ・ラブの菩薩のレビュー・感想・評価

ライオンズ・ラブ(1969年製作の映画)
3.0
一応は西武線沿線に居住している者として観ねばと思った…と言うわけではない、にしてもソフトバンク強すぎるのでは?観た人全員『ドリーマーズ』の元ネタ?って思いそうな3P映画だしドクターペッパー飲みたくなるだろうが、これもまた「68年」の映画。同時期のゴダールに比べれば生易しいのかもしれないが、それでもヴァルダもなかなかアナーキーなものを撮りよる。やれ現実だ虚構だのスタイルはヴァルダお得意な物であろうし、なんならヴァルダ本人が突如フレームインして来るくらい入り混じるわけだが、これは映画も政治も結局は役者(顔)、そんで時代により消費されていく運命にあるって事を言いたいので?ヴァルダの「うんざりだわ」って気持ちが伝わって来る様な気もしたが、まぁ正直な事言うとだいぶダラけた関係性にこっちがうんざりだわって気になっちゃってごめん。あの着ている意味のまるで無いおっぱい透け透けのドレスは次の夏のトレンドになって欲しい。
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