kaz

丘のkazのレビュー・感想・評価

(1965年製作の映画)
3.0
隠れた名作。

昔の007を観て、若い頃のショーン・コネリーってなんかチャラチャラしてるなぁ、と思っていたが、本作の彼は全然チャラチャラしていない。

社会派監督シドニー・ルメット監督作というだけで観る価値はあるのだが、お話が面白い。

誰が悪いか分かっていても保身の為に裁かれない。軍人刑務所という特殊な舞台で描かれる人間。

地味だが、メッセージ性のある作品だった。

痺れるエンディング。
思わず声が出た。

星は3つだが、満足度は高い。3.9としたい。

あと、軍人刑務所って初めて知った。


台なしだ やめろ!
俺たちは勝ったのに
台なしだ!
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