面白い
軍人刑務所を舞台に『フルメタル・ジャケット』的シゴキが展開される話
ヒロイックなショーン・コネリーが主人公ということもあり後半は体制への反抗になって正直乗れなかったが、ラスト数秒が『未知への飛行』に匹敵するエグい突き放しで驚いた
ラストでここまで評価が変わる映画も珍しい
シゴキで延々と登らされる丘そのものが理不尽な体制の象徴で、こういう印象的なカットが良かった
ただ、シドニー・ルメットはどうも堅物なイメージが強く、シゴキのシーンもどうにも『フルメタル・ジャケット』のようシニカルさが無くて物足りない
あのラストじゃなきゃあまり好きじゃなかったな