リビア砂漠の英陸軍刑務所に、5人の囚人が収監されるところから始まります。5人は同じ監房に入れられます。
5人のうち4人は大した罪状ではありません(?)。酒場で暴れたとか(マクグラス)、タイヤを盗んだ(バートレット)とか、ウイスキーを盗んだ(キング)とかです。
ただし、ロバーツ(ショーン・コネリー)は戦闘中に命令に従わず上官を殴りました。降格させられたし悪名高くなりました。
もう一人、スティーブンスは無断離隊なので重罪だと思うのですが、そういう扱いにはなっていないように見えました。
この刑務所の所長は、暇さえあれば娼館に通う無責任エロおやじです。
実態として監督を任されているのは、特務曹長のウィルソンです。
新任の看守ウィリアムズ曹長が、ウィルソンの下で大張り切りで5人を担当します。
ウィルソンとウィリアムズが悪者です。マジで憎たらしいです。見事な演技と言えます。
ロバーツは彼らのやり方が許せないのですが、同房の他の4人がけっこうバラバラで足並みが揃いません。
唯一の黒人キングは協力的です。
「丘」は人工のシゴキ用の丘です。文字どおり殺人的な丘です。
ラストは厳しいです。( ๐_๐)