このレビューはネタバレを含みます
ラストに愕然とした...。
2時間ずっと自分の中で積み上げてきた様々な感情や希望が、わずか数秒でガシャンと音を立て、無惨にも崩れ落ちた。
この作品が鑑賞者を鬱にさせるほどの強さを持つのはきっと、わた…
名匠シドニー・ルメット監督の作品は11本目になりました。戦争ものと思っていましたが、兵隊の刑務所のようなところでの話です。ショーン・コネリーの見事な主役っぷりと含みをもたせたラストが好きで存分に楽し…
>>続きを読む「遊び心あるな」というセリフで有名な車のCMをよくみるが、それとは真逆の遊び心が全くない男、シドニールメット!
真剣に映画を撮るからこそ、彼の持ち味を発揮する!この作品も見応えあり。
冒頭のロング…
観始めるまでショーン・コネリーが出てるって知らなかった。
英国陸軍の犯罪者のための刑務所を舞台に鬼曹長と看守に苦しめられる受刑者の苦難の姿を描いた作品。
タイトルの「丘」 とは所内に作られた人工的…
シドニー・ルメットにはまだこんな傑作が隠れてたか
「十二人の怒れる男」「狼たちの午後」など社会性と娯楽性を兼ね備えた有名傑作群と比べても何ら遜色無い面白さ
「正義を語るにはその正義に対して絶えず疑…
絶大な権力を持つと人はおかしくなる。
そんな映画は、いくつかあったけど、この時代としてはかなりのものだったんだろと思う。
理不尽な事をされても声を上げる事が出来ない、そういう環境に置かれた場合、…
うひょー!ラストの着地が最高に素晴らしい!!
砂漠のど真ん中にある軍刑務所にて、軽微の罪を犯したり規律に反した兵士が囚人として虐待とも言えるレベルのしごきを受け、看守は軍律を盾に見境いがなくなるほ…
「丘」と聞いて「丘を越え 行こうよ 口笛 吹きつつ」などと朗らかな想像をしていると、唖然とする
実態は、丘を越えすぎて 逝ってしまったよ 罵詈雑言 吹き荒れつつ、といったところである
丘を俯瞰で…