クリス・マルケル監督『シベリアからの手紙』(1958)
シベリアの地に勃興する民族や動物の史実が語られる。
アラン・レネやピーター・グリーナウェイの作品を支えたサッシャ・ヴィエルニーの撮影が秀逸…
確かに、言いたい事のためにジャンルを飛び越え何でもいいから画面にする態度だ。
現地映像、アニメーション、人形劇、小道具、、、、
字幕に映像が従っている印象。
エッセイ映画
まず知性、言葉で表現、…
これはモンティ・パイソンのオマージュなのか?
一番最初にこう感じた。
よく良く考えれば逆だ。
テリーギリアムがオマージュしたのだと。
クリス・マルケル自身もまた別の作品をオマージュしたものなのかもし…
ナレーションで語られる通り、客観的であることは不可能である以上、詩的に繋ぐことでシベリアを語ろうとするドキュメンタリー。ウェス・アンダーソン最新作をすこし思い出す、実写とアニメーション、カメラの横移…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
序盤結構眠くなってしまった。記録映画のような。淡々とした感じで進んでいくのだけど、シベリアの人たちの生活は興味深かった。人生の中でヤクーツクの情景を見る機会が得られて良かった。
「人にあわせて住む…
目黒シネマさ、勘違いして観に来て上映中に去ってくサラリーマン余りにも多過ぎるから、もっと映画館としての色を付けてあげて欲しい。
他の名画座と比べて知名度が高いのは確実にエンタメ作品を挟んで上映して…
断片的な繋がりとナレーション。
感じるしかない映像たち。
日常の意味や繋がりを捉えようとするロジカルな思考から解放されないと感じられない映画だと思う。
シベリアの人々の生き方。
マンモス、クマ。
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