とんちゃん

獣道のとんちゃんのレビュー・感想・評価

獣道(2017年製作の映画)
3.6
親から見放され、カルト教団に育てられヤンキーになり、彼氏に棄てられ、住むところを追い出され、獣の様に這いつくばって必死に生きて行く孤高の女、アナンダことアイ(伊藤沙莉)
ヤンキーや半グレの仲間になるも、いつしかこんな田舎から出て東京へ行く事を夢見る孤独な男リョータ(須賀健太)
お互いを意識しながらも、その距離は離れては縮む離れては縮むの繰り返しだった。

実話ベースとの話だけど、聞いた事がある様な事件をミックスさせた感じ?
ブラックコメディに味付け
テンポ良く進むので最後まで飽きずに見られる。

「ミッドナイトスワン」の内田英治監督脚本ですが泣けるシーンはありません。
いやあるかな?無いと思う

伊藤沙莉の体当たりな演技が見モノ。
そこまでやるんだって感じです。
三丁目の夕日以来かな見るのは須賀健太。彼の不良っぷりも見モノ
そして半グレ集団のリーダー役を演じるアントニー。ジャイアンそのもの笑

公衆トイレの落書きされている電話番号にかけると危険です。
腕立て伏せをやらされます笑