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ブレードランナー 2049のh1r04のレビュー・感想・評価

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)
4.0
授業でSF(授業ではこっちより小文字のsf、speculative fictionの方だったけど)から通して社会を見ていく、みたいなテーマをやったお陰で重い腰が上がった感がある。平野啓一郎の『ドーン』読んだらSF案外口に合わないわけじゃないんだなと思い、SF x Japanese Cultureみたいなところを含めて見ていこうかなと。
なんとなく、ロボットと人間の境界線が、みたいな話って超現実的に感じられがちなんだけれど、FictionとRealityの境目とか、人間の知覚と事実の境目とかって思ったよりクリアじゃないなと思えるはず。
じゃあ今の技術から見た時にどのくらい実感できるんだい、みたいなところで言うと、例えばChatGPTに「留年の危機でやばいからこの英訳絶対間違えないで!」とかってお願いすると精度が上がる、みたいな話がある。今のAIは人間の考えたことのコピーだから〜と言うけれど、じゃあそのコピーが限りなく本物に近づいたとしたら、、、?みたいなことは考えても面白いと思うんだよね。

あと全然関係ないけど、ロボットは人を殺せないようにする、って割と不文律的にあるけど最初に言い出したの誰なんだろ。
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