結構辛口です。
正直言うと、前作はあまりのクオリティに愕然としていた位だったのですが、全然見れました。割り切って見ればそれなりの…まあ…ファンタジー映画としては成立してたと思います。
のっけから「オーロラお前マジでそこにずっと住んでたのか」「3人の妖精完全にこっちの軍門なんだな」「まだ結婚してなかったんかい！」とか、前作のラストからある程度の時間が経った割にそう始まるのかという具合。ですが概ねギャグパートとしては笑えました。
ここまで割り切って同人みたいなママレフィセントとディアパパと娘オーロラされたら、良くも悪くも『眠れる森の美女』という原作の存在を完全に忘れられました。
ただやっぱり「今度こそ普通に面白いのでは！？」と思ってるとよくわかんない方向に中盤以降シフトしてしまい、がっかりもします。
アルステッドから見た妖精像ってどんななの？
何だこの集団、てかなんで今戦い加わるの？話がごちゃごちゃするわ！
ラストに関しては最早お前ら狂ってるよと叫びたい気持ちでした。結局前回と同じで、キャラが唐突にプロットに従った感は拭えません。
ただ個人的にミシェル・ファイファーのオーラは大好きです。全体含めてもドレスのデザインは素敵。おしゃれ映画としては楽しめました。
