しろふじ

カフェ・ソサエティのしろふじのネタバレレビュー・内容・結末

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

終盤近くまではこの映画が純粋な恋愛ものだと思ってた。間違いだった。

主人公の男の子が幼く淡い恋に破れ、新たな恋(相手は同じ名前だし当てつけ感は拭いきれないけど)をして、過去を過去として生きていくものだと期待していたが、そんなことはなかった。

観ていて気になったこと
①女の子が男の子の叔父と不倫→破局。
②男の子が女の子との結婚を視野に入れた頃、叔父は未練がましく、やっぱり妻と別れると言い出す。
③女の子が男の子を捨て、叔父と結婚。
④あれだけ華やかなところが嫌っていた女の子が昔と真逆の華やかで社交的な女性に。
⑤男の子はクラブ経営で大成し、客として叔父夫婦が来店する。お互い伴侶がいるのにも関わらず、密会を重ねる。
→男の子の奥さんは第二子を妊娠中
⑥何食わぬ顔で二人はそれぞれ違う場所でお互いの伴侶と年越しをし、パーティーの喧騒の中で遠い目をする。見ている先にはきっとお互いがいるはず......、というおわり方。


ララランドみたい、という感想も見たけれど、あの二人はお店で再会を果たしただけで、不倫には至っていないしなぁ、と思った。

あんなに簡単に不倫ってできるものなのか。

映像は綺麗だけど、なんだか残念。
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