h1sash1kjm

ありがとう、トニ・エルドマンのh1sash1kjmのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

コンサル会社でバリバリ働くキャリアウーマンの娘を、おふざけ好きの父親が訪ねる。突然の訪問にも関わらず受け入れる娘。ただ、娘が疲れ切っていることを気にした父は、いったん帰ったふりをするも、かつらを被って変装して娘の近辺に出没する。イラつく娘だが、決定的に怒りはしない。この時点で不思議だなと思うのだが、親子の絆があるのと、娘も張り詰めた緊張感が切れる寸前だったから、父の気遣いを感じたからだった。うっとおしいながらも娘の心を案ずる父。3時間近い作品だが温かみが感じられ、最後は観て良かったと思えた。
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