impre

ありがとう、トニ・エルドマンのimpreのレビュー・感想・評価

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理想の映画。
ふざけすぎて周りから浮いてる自由人の父・ヴィンフリートと、競争社会で勝ち抜いてきた娘・イネスがひょんなことから共同生活をせざるを得なくなる。そうなると当然色々な摩擦が生じて、「好きに生きること」と「競争を勝ち抜くこと」とについて考えさせられる話になっていくのだけど、生々しい感情を役者から引き出す演出とぶっ飛んだギャグの連続で、映画の骨組み的なところが上手く隠されている。言わば、より笑えて自然な『Unloved』みたいな映画。最後抱き合うし。
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