作品としてのクオリティが高く、長尺ですが飽きません。
人間じみたユーモアが自然とちりばめられていて、面白い。
演出やカメラのアングルがすごく絶妙。がっつりフィクション映画なのですが、ドキュメンタリ…
要素として、162分の長さや展開の意外性があり、そこにウェイトを置いて考えると、何方かと言えばネガティブな意見も出てきそうな作品。
しかし、一晩経って、作品全体で捉えられるか、受容するキャパシティ…
試写会にて。
しばらく誰もフレームインしてこない曖昧な始まりのシーンから、想像出来ただろうか。この映画全てを通して伝えたかったことを。まさか、162分全てを通して、伝えられるものがこんなにもぼんやり…
長尺を飽きさせない構成は見事でしたが、正直、期待しすぎてしまったために少し残念でした。
モチーフはわかりやすい問題でありながら、ありえないだろう?ということの連続すぎて真実味に欠くというか、、私に…
試写会にて。
激しいアクション
ドラマティックな展開などはなく
静かに一滴一滴愛を溜めていく
…そんな映画でした。
仕事狂いな娘を心配するあまり、架空の人物 “トニ・エルドマン” として娘に近…
1日の殆どを会社で過ごす日々の中で、自然と気づかないように、考えないようにしていることが増えていたのだと改めて気付かされました。向き合うべき現実がある中で、それでも「ユーモアを忘れるな」というトニ・…
>>続きを読む試写会にて。
父娘の話であり、女性のキャリア・人生についてのお話でもあったり。162分という上映時間は、映画的・ドラマチックな展開、緩急があるわけでもないので人によっては冗長に感じてしまうかもしれな…
友達にこの映画を説明して、オススメしたいと思ったときには非常に困ります。なんせ、映画のあらすじで書かれた「なかなかうまく行かない父娘がいて、父親が娘の職場に侵入し、ドタバタしながらも距離が近づく」と…
>>続きを読むどんなに大好きなパパでも社会人としての自分の居場所に入ってこられたら?
やっぱり嫌と言ってしまうと思う。
家での私と、会社での私、どちらも自分ではありながら両方おんなじではない。それぞれに見せない部…
絶妙なラストシーンが印象的で、あっという間に162分が経っていました。
娘を心配する父の行動はどう考えてもおかしいでしょ!と思いつつ、客観的に見てるだけなら笑えるけど、実際されたら鬱陶しいだろうな…
(c) Komplizen Film