【コンセプトはいいが、作りがうまくない】
キャリアウーマンとして日夜働く娘(と言ってももう三十代でしょう)と、それを気遣うイタズラ好きの父親が演じる喜劇的映画。
この父親像は、一種のトリックスター…
お父さんがとにかくお茶目でかわいい。こんな器用な小技使うのに、娘との接し方に至っては超不器用。でもどんなにうまく噛み合わないとしても、ウザがられようとも親子という関係を決して諦めない姿は全力で応援し…
>>続きを読む160分あるうち、地獄みたいにいたたまれない空気のシーンが130分くらいを占めてる、コメディっぽい撮り方をしないコメディ。ただ後半のバースデーパーティのシーンはひたすら爆笑してしまった。
変に脚本的…
主演の父娘が最高。終始ゲラゲラ笑いながら観ていたが、時折不意をつかれて泣かされた。子ども目線で見れば、とてつもなく迷惑な父親で自分の身に置き換えてみると、完全にぶち切れるレベルだと思うが、娘の方も決…
>>続きを読む長年連れ添った愛犬が死んだことをきっかけに娘イネスに会いにきたヴィンフリート、しかしコンサルタント会社で顧客対応に追われるイネスにとって父は煩わしく思えてしまう、そこでヴィンフリートはトニ・エルドマ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
この作品の良さをほとんど理解できなかったと思う。
始めは、悪気はないであろう父親が娘に冷たくされているのが可哀想と思った。でも、善意の表現の仕方が歪んでいるというか、ストーカー的な怖さを感じてしまっ…
このレビューはネタバレを含みます
コンサル会社でバリバリ働くキャリアウーマンの娘を、おふざけ好きの父親が訪ねる。突然の訪問にも関わらず受け入れる娘。ただ、娘が疲れ切っていることを気にした父は、いったん帰ったふりをするも、かつらを被っ…
>>続きを読むドイツ産ヒューマンコメディ。
70代で離婚歴がある父親。犬の死がショックで、娘の元にトニ・エルドマンなる架空の人物として度々現れることに。
現代にアップデート出来てない、ズレにズレた父親。不器用な…
(c) Komplizen Film